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wayou・・・70uに家族人で暮らす住まい(家族構成:夫婦、長男、長女、次女)/施工:鰍eACT
                               photographer 廣田文子/AtelierChou  片山光敏/(株)FACT
 


  

30年前、ご夫妻が結婚を機に暮らし始めたのは、
様々な樹木が季節を感じさせる魅力豊かな緑道を抜けると辿り着く、
自然環境に恵まれた団地の一室。その広さは70u。
「二人だと広いくらいに感じていました。」

それから三人のお子さんに恵まれ、お子さんの成長とともに、広いと感じていた住まいは、
窮屈となり、狭さが感じられるようになりました。
これまでずっと特に子どもの個室を設けることなく、親子でスペースを共有する暮らし方で
仲良く暮らして来られましたが、実は家族全員が「一人になりたい」という気持ちを
内在させていることもわかりました。
物も増え、住まいの設備も老朽化し、
子どもたちには子どもから大人へと巣立つ準備も必要になりました。


「もっと広いところへ引っ越さないと無理だ!」とご主人。
「近隣との長年のいいお付き合いもある。できればこの住まいで暮らし続けたい!
なんとかできないでしょうか!」と奥様


広い住まいに転居したとしても、お子さんたちの近い将来の独立後は、
再びご夫妻の二人暮らしになるということもありますので、
子どもたちには今の暮らしを一度リセットして巣立って行って欲しい、というご夫妻の思いを、
これまでの70uの住まいをスケルトンリフォームし、叶えることになりました。



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