1926年
Bibendum/Eileen Gray
ビベンダム/アイリーン・グレイ
W 910×D 840×H860
オリジナルは白革、脚はクロムメタル
好きになったきっかけは、こぐれひでこさん。
ずいぶん前に、彼女がリビングに置かれた白いビベンダムにすっぽりと抱きかかえられるように、
足をアームに掛けくつろぐ姿がインテリア誌に写っていた。
アルテックによるご自宅を建設(1998年)される前のマンションでの一コマだったので、ほんとに随分と前のこと。
椅子・・・”座る道具”という感覚しか持ち合わせていなかった私の、椅子との付き合い方、選び方が変わった一脚。バブルの頃は100万円近い値段で売られていたが、今は版権が切れてリプロダクト品が安価で出回っている。
こちらは御本家ビベンダム君。
ミシュランのキャラクターとして1898年に誕生。
ある時本社工場が火事に見舞われ、屋上に避難し逃げ場を失ったある従業員が、
積んであったタイヤに体を入れて屋上から飛び降りた時の格好がモデルになっているのだそうです。